タンザニア ピーベリー

一粒に凝縮された丸い個性

コーヒーチェリーに通常2粒入る豆が1粒だけになった「丸豆」ピーベリー。タンザニア産の丸豆が持つ濃縮された風味の秘密に迫ります


産地情報

産地 タンザニア・キリマンジャロ州〜ムベヤ州(各産地)
品種 ピーベリー(丸豆)— ブルボン・タイピカ種
標高 1,200〜1,800m
味わい ベリー・柑橘・なめらかな酸味・甘い余韻・ライトボディ

品種情報

アラビカ種 Coffea arabica 最高品質

品種:ピーベリー(Peaberry / PB)

コーヒーチェリー1個に通常2粒の豆が入るが、約5〜10%の確率で受粉異常により1粒のみが育つ。この丸豆がピーベリー。小さく丸い形状のため焙煎時に均一に熱が入りやすく、風味が凝縮するとされる。タンザニアPBは世界市場で高評価

  • 全収穫量の約5〜10%のみ
  • 丸形で均一な焙煎が可能
  • 風味が凝縮されるとされる
  • タンザニアPBは世界的に人気が高い

タンザニア・ピーベリーとは

ピーベリー(Peaberry)とは、コーヒーチェリーの中で通常2粒に分かれて育つ種子が、1粒だけ育った丸い豆のことです。 タンザニアはこのピーベリーを専門に仕分けして出荷することで有名で、「Tanzania PB」は世界中のスペシャルティショップで珍重されています。


代表的な産地・精製所

代表的な農園

  • KNCUコーヒー組合(キリマンジャロ系) KNCU Kilimanjaro Native Cooperative Union
    🏆 Tanzania Coffee Board 品質認定
    📍 タンザニア・モシ(キリマンジャロ州) ⛰️ 1,400〜1,800m

    1932年設立の老舗農協。キリマンジャロ山麓の小農家から集めたAAとPBを格付け選別。PBは特に果実感と明るい酸味が際立つ

  • ムベヤ産ピーベリー(タカウンガ系) Mbeya Region Peaberry
    📍 タンザニア・ムベヤ州(南高地) ⛰️ 1,200〜1,600m

    南部高地のムベヤ産ピーベリーはキリマンジャロとは異なる甘みとなめらかなボディが特徴近年スペシャルティ市場への注目が高まっている


精製方法

精製方法

💧

ウォッシュド

Washed / Wet Process

1
収穫
2
果肉除去
3
水洗い・発酵
4
乾燥
5
脱穀
ボディ
2/5
クリアさ
5/5
発酵感
2/5

豆本来の味が際立つクリーンカップ。明るい酸味とクリアな風味が特徴


フレーバーチャート

フレーバーチャート

酸味 苦味 甘み コク 香り
酸味
苦味
甘み
コク
香り

おすすめの焙煎度

おすすめの焙煎度

ライト焙煎 深煎り

ミディアム ロースト


ポジショニングマップ

ポジショニングマップ

苦味 酸味 コク 軽い タンザニア ピーベリー エチオピア イルガチェフェ インドネシア マンデリンG1 ベトナム ロブスタ コスタリカ ブラジル サントスNo.2

淹れ方のポイント

  • お湯の温度:88〜92℃
  • 挽き目:中細挽き
  • 抽出方法:ペーパードリップ推奨
  • 豆の量:11〜13g / 200ml(11g → ベリーと柑橘の鮮やかな酸味が際立つ、13g → 甘みが加わりなめらかな余韻になる)

📏 基準のエビデンス

  • 豆の量:SCA(米スペシャルティコーヒー協会)Golden Cup基準 1:18(200mlで11g)/日本式 1:14〜1:16(200mlで12〜14g)。本ブログは焙煎度別に世界寄りの中間値を採用
  • お湯の温度:SCA基準 90〜96℃(93℃±3)/日本式は焙煎度に応じて低めを好む(特に深煎り82〜85℃)。本ブログは焙煎度別に世界+日本式の折衷を採用
  • 出典:SCA Coffee Standards / Specialty Coffee Association

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