ベトナム
独自のコーヒー文化を生んだ世界第2位の産地
ロブスタ種主体の力強い苦味と、練乳を使ったカフェ・スア・ダという独特の飲み方。世界第2位の生産量を誇るベトナムコーヒーの魅力を探ります。
産地情報
| 産地 | ベトナム・ダクラク省(中央高地・ブオンマトゥオット) |
|---|---|
| 品種 | ロブスタ種(カネフォラ種)主体 |
| 標高 | 300〜800m |
| 味わい | 濃厚な苦味・ダークチョコ・土・スモーク・強いボディ |
品種情報
ロブスタ種 Coffea canephora 力強い風味
品種:ロブスタ種(Robusta / Coffea canephora)
ベトナムのコーヒーの約95%はロブスタ種。アラビカより低標高・高温に強く、カフェイン含量はアラビカの約2倍。苦味が強くボディが重い。インスタントコーヒーやエスプレッソブレンドの原料として世界的需要がある。近年はダクラク省でアラビカ栽培も増加。
- 世界第2位のコーヒー生産国
- ロブスタ種の生産量は世界最大
- カフェイン含量がアラビカの約2倍
- カフェ・スア・ダ(練乳アイスコーヒー)文化の発祥
ベトナムコーヒーとは
ベトナムはブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー生産国で、生産量の約95%がロブスタ種です。 19世紀にフランス植民地時代に持ち込まれたコーヒーは、**カフェ・スア・ダ(Ca Phe Sua Da)**という練乳入りアイスコーヒーとして独自の文化に昇華しました。
代表的な産地・ブランド
代表的な農園
- ブオンマトゥオット産ロブスタ Buon Ma Thuot Robusta
ベトナム最大のコーヒー産地。「コーヒーの首都」とも呼ばれ、世界のロブスタ貿易の中心。濃厚な苦味とチョコレート感が特徴。毎年コーヒーフェスティバルが開催される。
- チュン・グエン(Trung Nguyen) Trung Nguyen Coffee
ベトナム最大手のコーヒーブランド。1996年創業。G7インスタントコーヒーや伝統的なフィン(ベトナム式ドリッパー)用ブレンドで国民的人気。コピ・ルアック的な「ウィーゼルコーヒー」も製造。
- ダラット産アラビカ Da Lat Arabica
高地のダラットではアラビカが栽培され、フルーティーで複雑な風味が特徴。近年スペシャルティコーヒーとして世界市場への輸出が増加中。
精製方法
精製方法
ナチュラル
Natural / Dry Process
1
収穫 → 2
そのまま乾燥 → 3
(長期間) → 4
脱穀 ボディ 4/5
クリアさ 2/5
発酵感 5/5
フルーティーで甘みが強い。ベリー系の発酵感とワインのような複雑さ
フレーバーチャート
フレーバーチャート
酸味
苦味
甘み
コク
香り
おすすめの焙煎度
おすすめの焙煎度
ライト焙煎 深煎り
シティ ロースト
ポジショニングマップ
ポジショニングマップ
淹れ方のポイント
- お湯の温度:93〜96℃(高めが適切)
- 挽き目:細挽き〜中細挽き
- 抽出方法:フィン(ベトナム式ドリッパー)推奨。エスプレッソでも◎
- 豆の量:15〜20g / 100ml(15g → コクと苦みのバランスが取れた一杯、20g → 練乳と混ぜて甘さを引き立てる濃厚仕上げ)