Kenya
ケニアのコーヒー完全ガイド
AA・ABグレードが有名。トマト・カシスのような鮮烈な酸味
産地の概要
- キリニャガ(Kirinyaga)
- ムランガ(Muranga)
- ニエリ(Nyeri)
- カエリ(Kaeri)
- エンブー(Embu)
フレーバーの特徴
トマト・カシス(黒スグリ)・ブドウのような鮮烈な酸味がケニアコーヒーの代名詞。SL28はカシス主体でクリーン、SL34は厚みあるボディとラズベリー。ダブルウォッシュトの透明感が全体を引き締める
品種・精製方法
主な品種
- SL28(スコットラボ28号)
- SL34(スコットラボ34号)
- ルイル11(Ruiru 11)
- バティアン(Batian)
精製方法
- ダブルウォッシュト(72時間発酵)が主流
- ウォッシュド
銘柄・産地別の記事 (4件)
ケニア キリニャガ
ケニア山南麓、14農協・74ファクトリーが磨くグレープフルーツの酸とシロップの質感
標高1,500〜2,000mのケニア山南麓、キリニャガ県は14農協・74ファクトリーを擁するケニア最大級の産地です。コンパクトなハイブリッド品種ルイル11を中心にSL28・SL34・バティアンが混植され、二段階発酵のダブルウォッシュトがブラックカラントと柑橘の酸を引き出します
ケニア ニエリ
ケニア山北麓が磨くカシスの酸とワインのような質感
ケニア山北西麓、標高1,600〜2,000mのニエリ県はSL28・SL34を主体とする代表産地です。二段階発酵のダブルウォッシュトがカシスのような凝縮した酸とワインを思わせる質感を引き出し、近年は病害耐性品種バティアンの作付けも広がっています
ケニア AA SL34
カベテ生まれの高地系ブルボン――重厚なボディと丸い甘み
スコット研究所がカベテ・ロレショ農園の1本の木から1930年代後半に選抜した品種SL34。高標高・多雨に適応した遺伝子で、SL28より厚みのあるボディと熟したブドウ・ラズベリーを思わせる丸みのある酸味が特徴。ケニアAAではSL28とブレンドされカップに重厚な深みを与える縁の下の力持ちです
ケニア AA SL28
黒スグリのような鮮烈な酸味――アフリカ最高峰の個性派
ケニア最高等級「AA」×品種「SL28」。黒スグリ(カシス)・トマト・柑橘を思わせる鮮烈な酸味が命。現地ではSL34とブレンドされることも多く、ダブルウォッシュトで磨き上げた透明感と、ブドウのような甘みが印象的。コーヒー愛好家が一度は必ず試すべき、唯一無二の一杯です
よくある質問
- ケニアAAとはどういう意味ですか?
- ケニアのコーヒーはスクリーンサイズ(豆の大きさ)でE・AA・AB・Cなどにグレーディングされます。AAはスクリーン18(約7.2mm)以上の最大等級で、風味の複雑さと濃度において最も評価が高いとされます。
- SL28とSL34はどちらが美味しいですか?
- 優劣ではなく個性の違いです。SL28は鮮烈なカシスの酸味とクリーンな透明感が際立ち、SL34はより重厚なボディと丸みある甘みが特徴。ブレンドするとカップに深みが増します。
- ケニアコーヒーはなぜ高いのですか?
- ナイロビのコーヒー取引所(Nairobi Coffee Exchange)を通じたオークション制度により、品質の高い豆は国際的な競争入札で価格が決まります。高品質ゆえに需要が高く、価格も自然と上がります。