パプアニューギニア シグリ

南国の高地が育むブルーマウンテンの末裔

ジャマイカ・ブルーマウンテンの種から始まったパプアニューギニアのコーヒー。シグリ農園のティピカ種は、トロピカルフルーツの華やかさとシルキーなボディが融合した独特の表情を持ちます


産地情報

産地パプアニューギニア・西部高地州ワギ渓谷
品種ティピカ種(ジャマイカ・ブルーマウンテン系統)
標高1,500〜1,800m
味わいトロピカルフルーツ・ミルクチョコレート・フローラル・シルキーなボディ・きれいな酸味

品種情報

アラビカ種Coffea arabica最高品質

品種:ティピカ種(ジャマイカ・ブルーマウンテン系統)

パプアニューギニアのコーヒーは1926年にジャマイカ・ブルーマウンテンの種が植えられたことに始まる。シグリ農園を含む西部高地州ワギ渓谷では、その系統のティピカ種が現在も主力。標高1,500m前後の火山性土壌と豊富な雨量がブルーマウンテンとは異なる華やかさを生み出す。多くは小農家による手摘み・ウォッシュト精製で、フルシティ寄りのクリーンなカップが特徴

  • 1926年にジャマイカ・ブルーマウンテンの種から始まった歴史
  • 西部高地州ワギ渓谷の火山性土壌で栽培
  • ティピカ系統らしいシルキーなボディとクリーンな酸味
  • 小農家中心の手摘み・ウォッシュト精製

パプアニューギニア・シグリとは

パプアニューギニアのコーヒー栽培は1926年、ジャマイカ・ブルーマウンテンの種をオーストラリア人入植者が持ち込んだことに始まります。 南太平洋の島国ながら、中央山脈の高地は標高1,500mを超え、コーヒー栽培に理想的な気候を持っています。

シグリ農園は西部高地州ワギ渓谷に位置する約750ヘクタールの大農園で、ジャマイカ・ブルーマウンテンの末裔となるティピカ種を化学薬品を使わずに栽培しています。 ブルーマウンテン譲りのシルキーなボディに、南国らしいトロピカルフルーツの香りが重なるのがパプアニューギニア・シグリの大きな魅力です。

パプアニューギニア高地コーヒーの高地・品種・精製図
PNG高地コーヒーの3要素出典:Mercanta

代表的な農園

代表的な農園

  • シグリ農園Sigri Estate
    🏆 PNG最高級ブランドの代表格
    📍 パプアニューギニア・西部高地州ワギ渓谷⛰️ 1,500m以上

    約750ヘクタールの大農園。ジャマイカ・ブルーマウンテン系統のティピカ種を化学農薬・除草剤不使用で栽培。シグリと併設のブヌム・ウォーの2つのウォッシングミルで丁寧に精製される。日本でも長年人気の高い銘柄

  • アロカラ農協Arokara Co-op
    📍 パプアニューギニア・東部高地州カイナントゥ近郊⛰️ 約1,600m

    東部高地州カイナントゥ郊外、標高約1マイル(1,600m)の高地に広がる小農家組合。「マイル・ハイ」のブランドで知られ、フルーティでバランスの良いカップを生み出す

  • ブヌム・ウォー農園Bunum Wo Estate
    📍 パプアニューギニア・西部高地州ワギ渓谷⛰️ 1,500〜1,700m

    シグリと並ぶワギ渓谷の名門農園。シグリと共通のミルで精製され、PNGを代表する高地ティピカの一翼を担う


精製方法

精製方法

💧

ウォッシュド

Washed / Wet Process

1
収穫
2
果肉除去
3
水洗い・発酵
4
乾燥
5
脱穀
ボディ
2/5
クリアさ
5/5
発酵感
2/5

豆本来の味が際立つクリーンカップ。明るい酸味とクリアな風味が特徴


フレーバーチャート

フレーバーチャート

酸味苦味甘みコク香り
酸味
苦味
甘み
コク
香り

おすすめの焙煎度

おすすめの焙煎度

ライト焙煎深煎り

ミディアム ロースト


ポジショニングマップ

ポジショニングマップ

苦味酸味コク軽いパプアニューギニア シグリエチオピア イルガチェフェインドネシア マンデリンG1ベトナム ロブスタタンザニア キリマンジャロブラジル サントスNo.2

淹れ方のポイント

  • お湯の温度:88〜92℃
  • 挽き目:中挽き
  • 抽出方法:ペーパードリップ推奨(クリーンなカップとトロピカルな香りを引き立てる)
  • 豆の量:11〜13g / 200ml(11g → トロピカルフルーツとフローラルな香りが軽やかに広がる、13g → ミルクチョコレートのコクとシルキーなボディが増す)

📏 基準のエビデンス

  • 豆の量:SCA(米スペシャルティコーヒー協会)Golden Cup基準 1:18(200mlで11g)/日本式 1:14〜1:16(200mlで12〜14g)。本ブログは焙煎度別に世界寄りの中間値を採用
  • お湯の温度:SCA基準 90〜96℃(93℃±3)/日本式は焙煎度に応じて低めを好む(特に深煎り82〜85℃)。本ブログは焙煎度別に世界+日本式の折衷を採用
  • 出典:SCA Coffee Standards / Specialty Coffee Association

南太平洋の隣国では、ソロモン諸島 ガダルカナルも同じメラネシア地域の産地として知られています。


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