ムンドノーボ(Mundo Novo)
ムンドノーボ
ムンドノーボは、ブラジルで1943年に見つかったアラビカの品種です。World Coffee Research(WCR)によると、ティピカとブルボンの自然交配から生まれ、1943〜1952年に初期の選抜が行われました。一方、サンパウロ州ウルペス市の公式ページは、ブルボンとスマトラの交配から「おそらく」生まれたとしており、正確な親系統は確認できていません。名前はポルトガル語で「新世界」を意味します。
WCRは、ムンドノーボを高収量の品種とする一方、主要な病害には弱いとしています。ムンドノーボは後の品種の親にもなっており、WCRによると、黄色のカトゥーラとムンドノーボを1949年に交配し、1972年に公開されたのがカトゥアイです(名前はグアラニー語で「非常に良い」の意)。ブラジル国内での作付けの割合、適した標高、精製方法と風味の関係は、一次資料では確認できていません。豆を選ぶときは、品種名と産地が明記されたロットを選ぶと、同じ国の豆でも品種を確かめて選べます。
訂正(2026-10-14): ムンドノーボを「ブルボンとスマトラ・ティピカの自然交雑種」と断定し、選び方で「標高1000m前後」と記載していましたが、World Coffee Research(WCR)はティピカとブルボンの自然交配としており、ブルボンとスマトラの交配はウルペス市の公式ページが挙げる可能性で、正確な親系統は確認できないため、両方を示す形に改めました(コーヒー豆の品種一覧の記事の2026-10-11の訂正に合わせました)。標高は同じ記事の2026-09-29の訂正で確認できなかった値のため外しました。あわせて、一次資料で確認できない「樹勢の強さ」「ブラジル最大の作付け品種のひとつ」、ナッツ系の甘みとしっかりしたボディという風味の記述を外しました。
パラグアイのコーヒー|農牧省の2009/10年度統計では生産の8割超がカニンデジュ県
ブラジル国境沿いのカニンデジュ県が主産地の、南米内陸のコーヒー
パラグアイのコーヒーを、農牧省の統計と産地の資料からまとめます。2009/10年度の生産量は全国370トンで、うち312トンがブラジル国境沿いのカニンデジュ県でした。カニンデジュ県産の豆を使うカフェ・グアラニア、北部の気候、この記事の味わいの目安も紹介します
日本 沖縄やんばる
コーヒーベルトのほぼ北限、やんばるの森が育む繊細な一杯
北緯26度、コーヒーベルトのほぼ北限に位置する沖縄。やんばる(国頭村・東村)の亜熱帯林に囲まれた農園ではティピカ種やムンドノーボ種が育ち、2016年にはQグレード認定を取得したコーヒーも生まれた。紅茶を思わせる繊細な香りと南国フルーツの甘みが特徴
アンゴラ ウィジェ
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1970年代に世界第4位の生産国として輝いたアンゴラが内戦で荒廃した農園から半世紀を経て復活しつつあり、ウィジェ州固有品種アンボイム・ロブスタとフワンボ高地のアラビカがアフリカの眠れる巨人の新章を刻む
ブラジル サントスNo.2とは|定番のブラジルコーヒーの味・精製方法・焙煎度
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「サントスNo.2」は、サントス港経由で輸出されるブラジルコーヒーの格付け名で、同国を代表するグレードです。ナチュラル精製によるダークチョコレート・アーモンド・キャラメルのような香りと穏やかな酸味、おすすめの焙煎度と淹れ方を解説します
参考文献・情報ソース