パカマラ(Pacamara)

パカマラ

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パカマラは、エルサルバドルで生まれた、パカスとマラゴジッペの交配品種です。エルサルバドル農牧省(MAG)によると、同国のコーヒー研究所(ISIC)が1958年に育種を始め、1980年に初めてリリースし、1992年に市場に投入しました。親のパカスは、1949年にエルサルバドルで見つかったブルボンの自然突然変異です(WCR)。World Coffee Research(WCR)の品種カタログによると、世代ごとに形質がばらつき安定しない性質があり、栽培には手間がかかります。

品評会では、エルサルバドルのパカマラのロットが上位に入っています。Alliance for Coffee Excellence(ACE)の記録によると、2007年のエルサルバドルのカップ・オブ・エクセレンス(COE)で92.80点の首位となったフィンカ・ラ・モンターニャのロットは、標高1,385mで栽培されたパカマラでした(同じページの精製方法の記載は、表と説明文で食い違っています)。2024年のCOEでは「Washed + Honey」部門の1位(92.00点)が、La Bendiciónのハニープロセスのパカマラでした。いずれも個別のロットの結果で、品種全体の風味や適した標高を示すものではありません。豆を選ぶときは、品種名とあわせて産地・精製方法の記載を確かめると、ロットごとの違いを比べやすくなります。

訂正(2026-09-21): 「安定したF5世代が普及するまで30年以上を要した」と記載していましたが、World Coffee Researchの品種カタログで確認できないため削除し、世代ごとに形質が安定しない性質の説明に訂正しました。

訂正(2026-10-14): 「1958年、エルサルバドル・コーヒー研究所(ISIC)が…交配して生み出した品種」と記載していましたが、エルサルバドル農牧省によると1958年は育種を始めた年で、1980年に初めてリリースされ、1992年に市場に投入されたため、エルサルバドルの記事の記述に合わせて改めました。あわせて、同じ本文の「栽培に手間がかかります」と食い違い、一次資料で確認できない「育てやすさ」、「標高の高い産地で丁寧に育てると、フローラルな香りと複雑な酸味が際立つ」「エルサルバドルやグアテマラ産で標高1400m以上のロット」の記述を外しました。

参考文献・情報ソース

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