Ecuador
エクアドルのコーヒー
赤道直下に位置し、ユニークな微気候が個性的な豆を生む
エクアドルは赤道直下に国土がまたがり、アラビカとロブスタをほぼ同量産する数少ない国。2023年の生豆生産は約9万袋規模(生豆換算)まで縮小しており、量より微小ロットの質で知られるようになった。主産地は南部のロハ(標高最大約2,100m)、サモラ・チンチペ(約1,000〜1,900m)、北部のピチンチャ(約1,500m以上)の3つ。標高の高さのわりに緯度が低いため、開花と収穫の周期が産地ごとに大きくずれる。ティピカやカトゥーラに加え、この国で広まったシードラ種が高い評価を集め、輸出者協会ANECAFEのタサ・ドラダ品評会が生産者の指標になっている。ロハは繊細な柑橘とストーンフルーツ、サモラ・チンチペはより厚みのある甘さと、南部内でも像が分かれる。
銘柄・産地別の記事 (3件)
エクアドル サモラ・チンチペ
アンデスとアマゾンが接する南の辺境、Chitoコミュニティが磨く清澄なウォッシュド
エクアドル最南東部サモラ・チンチペ県は、アンデス高地とアマゾン熱帯雨林が接する標高900〜1,900mの辺境産地です Chitoコミュニティなど小農家連合が48時間発酵のウォッシュド精製を磨き上げ、ライム・キャラメル・チョコレートの明るいカップを作ります
エクアドル ピチンチャ
首都キトを望む雲霧林で、退職者や異業種出身者が磨く小規模スペシャルティ
エクアドル中北部ピチンチャ県、標高1,400〜2,000mの雲霧林。ティピカ・カトゥーラ主体、AACRI(Rio Intag)やAAPROCNOPなど小規模組合がウォッシュド精製を軸にチョコレート・キャラメル・柑橘の複雑な風味を作る
エクアドル ロハ
赤道直下のアンデス高地が生む、ティピカ・メホラドとFAPECAFESの清澄スペシャルティ
エクアドル南部ロハ県サラグロ周辺、標高1,700〜1,900mのアンデス高地。独自品種ティピカ・メホラドが2021年Cup of Excellence初代最高スコア90.39点を獲得。柑橘・フローラル・蜂蜜の清澄なウォッシュド