Costa Rica
コスタリカのコーヒー
精製技術が高く、クリーンでフルーティーな酸味が特徴
コスタリカは中米では小さな生産国で、2023年度の輸出額は約3.5億ドル、世界生産量の1%弱にとどまる。栽培はほぼ100%アラビカで、2018年まで約30年間ロブスタの栽培が法律で禁じられていた歴史を持つ。中央高地のタラス、トレス・リオス、セントラルバレー、ウエスト(オクシデンタル)バレーなど8つの生産地域が国立コーヒー院ICAFEにより区分される。2000年前後にタラスの生産者が始めた小規模精製所(マイクロミル)の普及で、農家が自ら果肉除去と乾燥まで管理する体制が広がり、粘液質を残す量で白・黄・赤・黒と段階分けするハニープロセスが国の代名詞になった。標高1,200m超の畑はSHB等級とされ、トレス・リオスやトゥリアルバなど産地ごとに酸の質が異なる。
銘柄・産地別の記事 (4件)
コスタリカ トゥリアルバ
活火山の恵みと世界最大級のコーヒー遺伝資源バンク
活火山トゥリアルバの麓、標高500〜1,400mで育つコスタリカ最古参の産地のひとつ。国際農業研究機関CATIEが2,000系統超のコーヒー遺伝資源を守る「生きた種子庫」でもあり、穏やかな酸味とやさしい甘みが特徴のカップに仕上がる
コスタリカ バジェ・オクシデンタル
ビジャ・サルチ変異種が生まれた谷、ハニーで仕上げる柑橘とバニラ
アラフエラ州ナランホ・サルチを中心とするバジェ・オクシデンタルは、ブルボン種の矮性変異ビジャ・サルチが発見された産地です。限られた水資源を生かすイエローハニー精製が、柑橘とバニラの甘やかな一杯を作ります
コスタリカ トレス・リオス
イラス火山が育む"コスタリカのボルドー"
サンホセ近郊、イラス火山の火山灰土壌が育むトレス・リオス地区の一杯です。ハチミツ系のアロマとプラム・オレンジの甘酸っぱさ、S.H.B.格付けの締まった豆質が生む上品なバランスが持ち味です
コスタリカ タラス
ハニープロセスの聖地、中米の精製革命
コスタリカ コーヒーはハニープロセスを世界に広めた立役者です。ホワイト・イエロー・レッド・ブラックと色で分類されるプロセスが生む、透き通った甘みとクリーンな酸味の絶妙なバランスが魅力です