カトゥアイ(Catuaí)
カトゥアイ
パナマ ボルカン
バル火山の裏側、ブランド価格に眠らない実力派
同じチリキ州でもゲイシャで名を馳せたボケテとはバル火山を挟んで反対側。カトゥーラ・カトゥアイが主体の火山灰土壌がチョコレートとナッツの落ち着いた甘みを生み、知名度の割に手が届く価格帯を保っています
コスタリカ トゥリアルバ
活火山の恵みと世界最大級のコーヒー遺伝資源バンク
活火山トゥリアルバの麓、標高500〜1,400mで育つコスタリカ最古参の産地のひとつ。国際農業研究機関CATIEが2,000系統超のコーヒー遺伝資源を守る「生きた種子庫」でもあり、穏やかな酸味とやさしい甘みが特徴のカップに仕上がる
タイ ドイチャン
アヘン畑から高地アラビカへ、アカ族が築いた協同組合
タイ北部チェンライ県ドイチャン、アヘン代替作物政策のもとアカ族・リス族が育てたアラビカが標高900〜1,600mで62人の農家協同組合による直接輸出モデルへ成長、ダークチョコレートとキャラメル、オレンジ系シトラスが層をなす東南アジア屈指のスペシャルティ産地
グアテマラ アカテナンゴ
活火山フエゴの灰が育む、ナチュラル精製の果実味
グアテマラANACAFE認定8地域の一つアカテナンゴ渓谷は標高1,300〜2,000m 活火山フエゴの隣で農園を営み噴火の灰がミネラル豊富な土壌を作る De La Genteパートナーの小規模生産者組合はナチュラル精製でマンゴーやきび砂糖のような甘みを引き出す
ブラジル シャパーダ・ジアマンチーナ
原産地呼称を得た新興高地ナチュラル
バイーア州の高地シャパーダ・ジアマンチーナは2009年カップ・オブ・エクセレンス上位10のうち5席をピアタン産が占め注目された新興産地 2024年に原産地呼称を取得し、標高1,150〜1,400mのナチュラル精製がオレンジとパネラ糖の甘みを引き出す
ニカラグア ヌエバセゴビア
ホンジュラス国境の山岳地帯、COE常連の最高標高帯
ニカラグア最北、ディピルト・ハラパ山系に広がるヌエバセゴビア県はニカラグア国内で最も標高の高いコーヒー産地です。カップ・オブ・エクセレンス常連のフィンカ・ブエノスアイレスや、2018年に原産地呼称を取得したカフェ・ディピルトなど、明るい酸とシトラス感が際立つ高地コーヒーが揃います
ホンジュラス コパン
グアテマラ国境の陰樹栽培が生むチョコレートと柑橘の調和
ホンジュラス西部コパン県、標高1,000〜1,700m。グアテマラ・ウエウエテナンゴと地質を共有する冷涼な高地で、98%が陰樹栽培。カトゥーラ・カトゥアイ・ブルボン・レンピラ種がキャラメルと柑橘の甘い香りを育む
パラグアイ アマンバイ
南米内陸の秘境——テラ・ロッサが育む穏やかなチョコレートと甘みの1杯
ブラジルとアルゼンチンに挟まれた内陸国パラグアイはコーヒー産地として近年再注目を浴びている。テラ・ロッサと呼ばれる赤玄武岩系土壌と亜熱帯気候が生む、穏やかな酸味とチョコレート・キャラメルのフレーバーが特徴的な希少産地
アルゼンチン ユンガス
ワインの国の珈琲フロンティア——サルタ州亜熱帯雲霧林が育む有機カトゥアイ
マルベックで名高いアルゼンチン北西部・サルタ州のユンガス雲霧林では、カトゥアイ種アラビカが有機・シェードグロウンで栽培される。Café Baritúを筆頭とする先駆者農家が半世紀かけて育てたチョコレートとカラメルの風味は、南米スペシャルティコーヒーの新たな地平を静かに開いている
ベリーズ トレド県
マヤの密林が育てるカリブ最小の秘境スペシャルティ
ベリーズ南部トレド県の低地熱帯雨林。ケクチマヤとモパン・マヤの農家が100〜500mのシェードのもとアラビカを丁寧に育て、チョコレートとキャラメル、熱帯果実の穏やかな甘さへと仕上げる
アンゴラ ウィジェ
かつて世界第3位、内戦を越えて甦るアンボイム・ロブスタ
1970年代に世界第3位の生産国として輝いたアンゴラが内戦で荒廃した農園から半世紀を経て復活しつつあり、ウィジェ州固有品種アンボイム・ロブスタとフワンボ高地のアラビカがアフリカの眠れる巨人の新章を刻む
ミャンマー シャン州 ユワンガン
紛争と復興を経て世界に届く山岳の明るい一杯
ミャンマー南部シャン州のユワンガンは標高1,300〜1,600mの山岳地帯。1885年に宣教師が持ち込み、1980年代にケシの代替作物として再生したアラビカが、明るい酸味と花のような香りで世界のスペシャルティ市場に名乗りを上げています
コンゴ民主共和国 キブ
紛争を越えて復活した、ヴィルンガの火山が育む復興のコーヒー
ルワンダ国境にまたがるキブ湖周辺の高地で、ブルボン主体に丁寧なフリーウォッシュで仕上げる希少なスペシャルティコーヒーです。1989年のピーク後、内戦とコーヒーさび病で壊滅した産業を、SOPACDIなど協同組合主導で復興させた歴史的ロット。ライム・イチジク・ダークチョコの多層的なカップが特徴です
オーストラリア スカイベリー
南半球の高原で育つアラビカの先駆者
クイーンズランド州マリーバの高原で育つオーストラリア・スカイベリーのコーヒーです。1987年に開園した同国初の商業プランテーションが生み出すバターのようなボディと柑橘・キャラメルの調和が魅力です
グアテマラ アンティグア
火山の恵みが育む、中米コーヒーの王道
8つの主要産地を持つグアテマラは、火山性土壌と標高がもたらすコクと甘みが魅力です。アンティグア、ウエウエテナンゴなど各地で個性豊かなロットが生まれる、中米スペシャルティを代表する産地です
ブラジル サントスNo.2
世界標準のナチュラル――チョコとナッツが折り重なる濃密な一杯
ブラジルを代表するグレード「サントスNo.2」。完熟チェリーをそのまま乾燥させたナチュラル精製で、ダークチョコレート・アーモンド・キャラメルの香りが重なり、低酸味でだれでも飲みやすい王道の味わいです