カトゥアイ(Catuaí)

カトゥアイ

19記事

カトゥアイは、ブラジルのカンピーナス農業研究所(IAC)が育成した人工交配品種です。IACの資料によると、1949年に交配され、1972年に公表されました。World Coffee Research(WCR)によると、親は黄色のカトゥーラとムンドノーボで、名前はグアラニー語で「非常に良い」を意味します。WCRの品種カタログでは、カトゥーラと同じくコーヒーさび病に弱い品種とされています。果実が赤く熟す型と黄色く熟す型の両方があります(WCR、IAC)。

精製の研究にも使われており、2024年のFoods誌に載った発酵試験では、カトゥアイ・ヴェルメーリョ IAC-144の試料を異なる発酵処理にかけると官能の特徴が分かれました。この試料についての結果で、品種全体の風味を示すものではありません。赤・黄それぞれの栽培の割合や、カトゥーラと比べた収量は、このページでは一次資料で確認できていません。豆を選ぶときは、品種欄の「カトゥアイ」とあわせて精製方法の表記を確かめると、ロットの違いを比べやすくなります。

訂正(2026-10-14): 「ムンドノーボとカトゥーラを交配して育成」と記載していましたが、World Coffee Researchの品種カタログでは親は黄色のカトゥーラとムンドノーボのため改めました(品種一覧ガイドの記述に合わせました)。あわせて、一次資料で確認できない「収量はカトゥーラよりさらに多い」「クセが少なく素直な甘みとまとまりの良さ」「標高1200m以上・中米産のウォッシュトを選ぶと、カトゥアイらしいクリーンな甘さと飲みやすさが生きます」の記述を外しました。

参考文献・情報ソース

最新情報をフォロー

各SNSでも記事・動画を発信しています